確実な基礎工事により高い耐震性を実現

住宅の建築において基礎工事は、もっとも重要な部分です。
どんなにデザイン性に優れた高性能の家であっても、基礎工事が十分でなければ、長く生活していく間には家が傾いたりして、取り返しのつかない問題が生じます。

家の設備や内装に問題があったとしても、後で変更することはできますが、基礎の部分はコンクリートでつくられるため、簡単に変更することはできません。基礎を変更するということは、家を建て替えることと等しいことなのです。
お客様の目に見える個所ではありませんが、斉藤木材工業では基礎工事は特に気を使い慎重に行っています。
基礎工事を行う際のポイントは次の通りです。

基礎工事を行う際のポイント

◆ 鉄筋検査

基礎構造体の骨組みとなるのが配筋です。
工事完了後、自主検査を行い、その後、第三者機関によるチェックなど、二重・三重のチェック体制で作業を行っています。
このように、制度の高い配筋を行っています。

◆ コンクリートの状態

基礎工事で使用されるコンクリートは、生コン工場でコンクリートを調合してからミキサー車で運ばれてきます。
生コン工場は現場に近いJIS規格工場を選定し、良質のコンクリートを打ち込みます。作業は、適正な振動を加えながら、型枠内に隙間なく打ち込みます。
この流れをスムーズに行うことが、良い基礎工事をするために必要なのです。

◆ 天候

コンクリートは、水・セメント・砂利・砂を混ぜて作ります。
その比率も決まっています。基礎工事を行う時に気になるのが天候です。
雨が降ってしまうと、屋外の作業である基礎工事ができないのはもちろんですが、コンクリート硬化前に雨が降ってしまうとコンクリートに水分が多く含まれてしまい、強度が低くなってしまうからです。
そのために、事前に天気予報をチェックし、雨が予想される場合は作業を行いません。